【南米最高峰】登るよね〜 アコンカグア (Aconcagua) 6960m ソロ登山
アコンカグア(Aconcagua)
アルゼンチン アコンカグア国立公園
北西面ルート(ノーマルルート)
・標高6960m あと少しで7000m峰だったのに惜しい!
・登山口標高3000mくらい
・時期によっては雪は無いらしいが一応雪山高所登山
・必要日数15日~20日用意するのがが望ましい
・登り10日 下り5日 山頂には滞在できる十分なスペースがあり天気が良ければゆっくり写真撮影ができる
・入山には許可が必要で、取得には約200km離れた「メンドサ」の町に行かなくてはならない
・入山料は日本円で7万円~10万円、時期によって変動する、何故かカード払いは受け付けておらず結構な金額にも関わらず現地の通貨かアメリカ$を用意する必要がある。又、国の認可を受けているムーラサービス(ベースキャンプまで約30km間の馬みたいな生き物による荷物運搬サービス)の会社を利用するとこれまた何故か入山料が割り引かれる。
・難易度 ★★★☆☆ (登山口から山頂までの距離が長い、標高が高いので日本からの登山の場合高度障害の対策が必要不可欠、登山道はトレースも明確で危険な難所もほぼなく体力勝負の登山になる)
・国立公園入り口でのチェックイン、途中のキャンプ通過のためにメディカルチェックが必須など事故を防ぐための管理が厳しく、当然不法登山者がいてもこのチェックポイントと、レンジャーによる抜き打ちチェックで見つかってしまうだろう。
今回のシカ男の登山口までのルート!
海~登山口 5日間
登山口〜山頂 6日間
下山 3日間
さぁ、今回は海から山頂までの全標高を体感するという謎のこだわりで、登山はチリの「ビニャ・デル・マール」という町からスタート!
ひたすら自転車をこぐこと5日目
ようやくアコンカグア登山口に到着
さて、登るぞ!
と思いきや入山許可と支払いが必要らしく、自転車を登山口近くの集落に置かせてもらい、一度最寄りの街(200km離れてる)メンドサまでヒッチハイクで移動!
と〜っても色々あったが荷物運搬ムーラの手配と登山許可を取得!!
ムーラの会社はチョコラテという最安値を提示してくれた会社を使用し後に色々と後悔する事になる、代金は往復のサービスで200us$これは他のムーラ会社の半額に近い。
(しかし!アコンカグア登山の際は他の大手ムーラ会社、インカ、ランコー、などを使う事をお勧めします、心から。そして登山許可取得もと〜て〜もややこしいため各ムーラ会社で10$前後で代行サービスをしています、利用した方が吉!)
さぁ、バス(250peso)で登山口に戻ってきた!
ペニテンテスというヘンテコな名前の地域に各ムーラ会社のオフィスがあるのでそこに運んで欲しい荷物を預ける、シカ男は自転車をこのオフィスに置かせてもらう、
さぁ今度こそ登山開始!
登山口にあるレンジャーセンターで取得した登山許可を見せ、登山者専用のナンバー入りゴミ袋を受け取ります、このゴミ袋を帰りに提出しないと罰金の対象になります、ベースキャンプから上は排便も専用の袋に入れて管理!
とても良いシステムだと思います、そのためか山道にゴミはほとんど落ちていなかったなぁ
↑アコンカグア国立公園のゲート
登山ルートは最もポピュラーな北西面ルート、本当は他の不人気なルートを登りたかったが他のルートは入山料が高くなるという意味不明なシステムのため断念
初日はこんな感じの道を5時間程歩いてキャンプ1へ向かう
岩が凄いぞ〜
そしてベースキャンプとなる「プラザ・デ・ムーラ 4300m」へはこんな感じの道
ムーラも歩くような道なので平坦基調で難所はないが長い!
キャンプ1 からベースキャンプまでは約20kmの移動となる。
ベースキャンプから先は一気に斜度が上がりムーラは進めないので荷物は全て自分で上げる、高度順化のため二回に分けて荷物を運ぶのがセオリーだがシカ男は他の山で順化が出来ていると信じて一度で上がった
荷物は四日分の食料とキャンプ用具と山頂に向かうためのアイゼンやピッケルなど15kgほど
そしてキャンプ2から歩く事6時間
キャンプ3となる「ニド・キャンプ地」に到着
絶景だ!
アコンカグアは日によってはかなりの強風が吹く、テントが飛ばされないように石を積んで風邪を防いだ
キャンプ3から2時間程歩きアタックキャンプとなる「コレラ・キャンプ地 5950m」
この辺りまでくると大抵の奴は高度障害に苦しむ事になる
シカ男は他の山々で順化が出来ていて平気、、、
と信じていたのにしっかりと高度障害が現れて、吐気と頭痛に悩まされたそうな
気持ちが悪くて堪らないので、高度順化のためにコーヒーとクッキーを持って標高にして約500mほど上にある廃屋「インディペンデンシア小屋」までピクニック
はしゃいでいるが高度障害にやられ実はフラフラ
そこで山頂から降りてきた陽気なペルー人登山者に会った、
彼らはこの日のために修行を重ねてきたらしく高度の影響はほとんど出ていないという、
真ん中の娘、6000m峰でズボンが寝巻き説!?
さて、そんなかんなで高い標高にやられながらも無事にアコンカグア登頂!
アメリカ大陸にここより高い場所はないぞ〜!!
と叫んだとか叫んでいないとか
好きな娘の名前「○○ちゃ〜ん」とついでに
叫んだとか叫んでいないとか
あとはテクテクテクテク長い道のりを下りましたとさ
ありがとうアコンカグア
ありがとう山で出会ったみんな
ありがとう日本で暖かく見守ってくれている皆さん
私シカ男は次なる大地「アフリカ大陸」へ向けてこぎ出します!
目指すはアフリカ最高峰「キリマンジャロ」!!
まずはメンドサの街に戻りご褒美の焼肉食べ放題へ❤︎
・シカ男 アコンカグア ギャラリー・
・糸冬・
アコンカグアへいざ行かん!!
チリの港町から自転車に乗ること1週間
海抜ゼロメートルから標高約3000mのアルゼンチン国境までひたすら登り
ようやく南米最高峰のアコンカグア山登山口に到着!
しかし、ここでは入山許可の手続きが出来ないということで自転車を置いてヒッチハイクで登山管理局?があるアルゼンチンのメンドーサという街まで約200移動!
登山ムードの高まる雰囲気の良い安宿にて登山許可と準備で滞在
アコンカグアの入山料は約7万円
何故かカード払いを受け付けていないので、現地通貨で支払うしかない!
ATMでキャッシングを繰り返しなんとか現金を入手、こんなにたくさんのお札を持つことは南米ではまずない(強盗出るからね)
時間はかかったが無事に登山許可をとれた!
毎年、申請期間や登山期間などの色々なルールが変わるらしいのでスタッフも混乱していた
登るぞ〜!
・糸冬・
【Ocean to Alps】海から山へ アコンカグアを目指して!
皆さんお久しぶりです!
しか男、元気に生きています!!
ボリビアから雨季のウユニ塩湖と強風吹き荒れる宝石の道を抜けて
ひたすらチリの砂漠を走り続けること30日
現在チリの首都サンティアゴから約100キロ「Viña Del Mar」という港町にいます
いやー
チリ縦に長ーい!!
さて、
チリとアルゼンチンの国境付近にあるアコンカグア山の頂をを海から目指す!
標高6987mの全てを感じよう!!
Ocean to alps (海から山へ)
という謎の表明をしてしまい(笑)
この街のビーチからアコンカグア登山を開始したいと思います
(もちろん自転車ですよ)
登山口まで約250km
キツイ登り坂が予想されます
では、
行ってきます!
・糸冬・
【謹賀新年】ウユニ塩湖と宝石の道へ
新年
明けましておめでとうございます!
今年も去年に負けないくらいの冒険を求めてアコンカグア、キリマンジャロ、モンブラン、とチャレンジして行きますのでどうぞよろしくお願いにします。
再会
以前エクアドルで知り合った台湾人の自転車旅人「バーガー」と再会した
色々と話しているうちに意気投合
ウユニの町からウユニ塩湖とアタカマ砂漠を超えてチリまでの道程を一緒に自転車をこぐことに
列車の墓場
ウユニ塩湖で有名なこの地だが他にもいくつか見どころはある
その1つが町から徒歩30分くらいで行ける「列車の墓場」だ
なんてことはない、ただ使われなくなった列車が沢山放置されているのだが
まるで映画のワンシーンに入り込んだかのようなかんとも不思議な雰囲気のこの場合は一見の価値あり!
(大抵のウユニ塩湖ツアーには列車の墓場見学が含まれています)
列車の墓場ギャラリー
お隣は牛の墓場だった
ウユニの町
この町はチリ、アルゼンチンから上がって来る旅人とペルーや北部から来る旅人の交流の場?
これから砂漠を下る旅人や砂漠地帯を越えてきた旅人
色々な奴らが集まる場所でもある
大荷物のツーリングバイク
女性オーナー!?
いやいや、旦那さんとタンデムだとか
周辺が未舗装なため4x4の車が目立つ
これは渋いな
神経の図太い犬コロが寝てたり
ウユニの町に似合わん洒落たビルを建設していたり
地ビールがスーパーに売っていたり
ボリビアでは年末年始は縁起担ぎで赤と黄色の下着を身につけるらしい
赤は愛、黄色はお金
てな感じのウユニの街はとても小さいが観光客向けのレストランやカフェ、そして地元民の集うメルカド(中南米風商店街)やミニスーパー、銀行にインターネット屋、もあり生活、滞在になんら不自由はない
そんなメルカドの中にある縫製屋で破れた愛用のモンベルのズボンを直した
とても素敵なビンテージミシンが現役で活躍している
大きく破れたお尻の部分を当て布をして縫ってもらい15Bsだった
これでもう少し履はいていられるかな
今年最初のチャレンジ
そんなかんなで冒頭でも書きましたが台湾人チャリダーと南米一の難所と言われている【宝石の道】ウユニ塩湖経由アタカマ砂漠越え10日間自転車二人旅に行ってきます!
今年も皆、
良い一年になりますように。
では、行ってきます!
・糸冬・
【列車に乗っちゃう⁉︎】ラパス(La Paz)〜ウユニ(Uyuni )自転車旅
ラパス〜オルーロ
約250kmを自転車で3日間かけて移動
途中で出会ったヨーロッパからの自転車旅人
特殊なタンデムバイクに乗りヒャッホーウ
飛行機に乗る時がすこぶる大変だそうな
彼らも南下組でアメリカ大陸の最南端ウスアイアを目指している
またどこかで会えたらビールでも飲みたいものだ
ここボリビアの大地には夕方から南風が強く吹く
今までは見晴らしの良い場所でキャンプをしていたが、ボリビアでは風をしのぐために廃墟を見つけてキャンプを張ることが増えた
クリスマスが近いからかな?
田舎の子供達が何かくれくれとしょっちゅう群がってくるので安いお菓子を大量に買い込んで小さい村に入るたびにサンタクロース気分でお菓子を配った
田舎町の風景
ピエロのイベントで人集りが出来ている
売店で待つ田舎の女性
ボリュームのある民族衣装がとても印象的だ
突然来た覆面集団
強盗にしか見えないが田舎なゴミ回収
さて、オルーロの街に到着
雨季のため毎日曇り空
ボリビアに来る自転車旅人に朗報!!
ラパスの街は不思議な地形をしていて谷底に都市部がある、
主要部がある谷底に一度自転車で降りるとまた上まで上がることは至難の業までいかずも、必死で自転車を何時間も押す事になる
しかし!
ラパスに数ある便利な交通手段「ケーブルカー」に倍額払えば自転車を積めるのだ
後ろ二人は積み込みを手伝ってくれた中国の親子
3Bs+3Bsでラパスの悪夢の急坂を登らなくてすむのです
オルーロ〜ウユニ
自転車を無料で乗せられる列車を発見!
自分へのクリスマスプレゼントと称して
チケット60Bsで楽々ウユニへ
自転車は貨物車両に無料で積み込み
今日はボリビアのオルーロの車窓からお送りします
オルーロから列車に揺られ過ぎること7時間(こんなに揺れる列車は初めててだ)
かの有名なウユニ塩湖の観光拠点となるまちウユニの街に到着
もう日も暮れていたので目星を付けていた宿に入りバタンキュ〜
クリスマス列車に乾杯
(ただのおっさん)
そして旅での素敵な出逢いに乾杯
旅先の出逢いって
ほんっとうに
いいですね〜
それでは皆さん
さよなら、さよなら、さよなら。
・糸冬・
【ボリビア最高峰】サハマ山(Sajama)6550m ソロ登山
サハマ山(Nevado Sajama)
Photo by Wikipedi
ボリビア オルロ州 サハマ国立公園
ボリビアの登山と言ったら未経験者でもガイドツアーでギリギリ登れる6000m峰 "ワイナポトシ" が有名だが、
実は同国の最高峰はラパスから南西に200km離れたサハマ国立公園という山以外特になにもなく
また、ものすご〜く行きにくい場所にそびえている
独立峰 サハマ山 なのだ!!
これまたまた日本人ならつい「サハマ富士」と呼びたくなってしまうだろう美しい独立峰なのだ
・標高6542m
・登山口標高4000mくらい
・ソロ雪山登山
・必要日数 二泊三日が望ましい
・登り18時間 下り7時間 山頂で約1分滞在(この滞在時間の短さには訳がある)
・難易度 ★★★★☆ (登山口までのアプローチがややこしい、山頂直下に大型のクレバスが多数ありガイド無しでの登山はおススメ出来ない)
・国立公園入り口で100Bs徴収される
注意点
・ベースキャンプの土が異様なまでに粘着質なため雨が降ったら使えない
・ハイキャンプは積雪状態によっては飲料用に雪の確保ができない
・山頂付近に落ちたら絶望的なサイズのクレバスが複数有るから危ない
アクセス&ツアー
ハッキリ言ってラパスがガイドを雇った方がおススメだな〜
ラパス市内に多数あるツアー代理店で大体3500Bs〜6000Bsでサハマ山の個人ガイドを雇える
含まれているものは会社と値段によりけりだった
(ガイド、登山に必要な装備のレンタル、往復の車、ベースキャンプまでのロバ、ハイキャンプまでのポータ)
もし個人で行くならまずEl Altにあるコレクティーボ乗り場からPatacamayaに向かい、そこからサハマ国立公園の入り口へのコレクティーボが出ている、運が良ければサハマ国立公園入り口からさらに約10km奥にある登山拠点となる村サハマ村まで行くコレクティーボが一日一回出るという
サハマ村からも登山をスタート出来るが、道路の終点までの6kmをサハマ村の下記の宿で四駆を手配して省略できる、
重装備でのこの距離はしんどいから四駆を依頼した方がいいと思う
オススメ宿
Posada Panatura Mario Y Ana Parque Nacional, Bolivia +591 74017189 https://goo.gl/maps/oAqqbo2jW632
一泊20Bs
国立公園入り口でたまたま車に乗せてくれた青年がこの宿の息子さん、ご縁を感じそのまま宿泊
Wi-Fi、シャワーは無いがいい雰囲気の宿だった
(シャワーが無い宿って!?)
ガイド、レンタルギア、送迎の四駆、その他周辺のツアーもここで手配できる。
1日目
ラパス〜パタカマヤ〜サハマ村泊
こんな感じのコレクティーボと呼ばれる乗り合いタクシー?を乗り継いでサハマ国立公園に向かう
売店で子供がずっとこっちを見ていたから写真を撮ったら親にチップを請求された
国立公園入り口付近から見るサハマ山
宿からの夕日
サハマ山の反対側にも2つの独立峰がそびえる
2日目
朝8時に宿の亭主「マリオ」に四駆を依頼して登山口へ!
最初80Bsと言われたけど、
下山後にもう一泊する約束で50Bsにしてもらう
マリオには登山口から徒歩1時間でベースキャンプに着くと言われたが、、、
こんな感じの道をひたすら登って行く
少し体調が悪く約3時間かかりようやくベースキャンプに着いた!
マリオよ
距離約6キロの山道を荷物を背負って1時間で歩けたら超人だよ。
ここでは休憩だけして約4キロ先のハイキャンプまで上がる予定だったが
身動き取れないほどの下痢と腹痛に襲われ
仕方なくベースキャンプにテントを張り休養
とにかく一日安静に過ごす
というかお腹が痛くて動けない
ピーピーだよ
晩御飯はガスを節約のめ焚き火でパスタ
食欲はあまり無いが食わなきゃならぬ
3日目
一日中寝たおかげか?
正露丸が効いたのか?
祈りが届いたのか? 誰に?
体調は回復の兆しを見せた
万全を見てベースキャンプにもう一泊
リハビリも兼ねて食料だけ持ち8km麓にあると噂の天然温泉を探しに行く
案外簡単に見つかり早速ドボン!!
期待はしていなかったが、湯温もそこそこ高くて大満足の温泉だった!
料金は20Bs、近所のおばちゃんに払う
多分おばちゃんが留守だったら無料
この周辺ではアルパカが飼育されていて登山道によく顔を出してくれるのよ
癒されるなぁ
この夜、予期せぬ低気圧に襲われ吹雪となる、、。
4日目
昨晩のドカ雪で、全く雪の無かったベースキャンプはすっかり雪景色に
ベースキャンプから見上げるサハマ山も威圧感を増す
体調が悪いこともあり登山を止めるか悩んだがゆっくり行けるところまで上がる事にする
新雪を踏みしめながら歩くのは気持ちいい
腹の調子が悪いからケツを締めながら歩く
ベースキャンプ出発から歩くこと7時間
ヒーコラヒーコラバヒンバヒンになりながらハイキャンプ(5700m)に何とか到着!
酸素の薄さと、腹痛が相まって訳がわからない
ハイキャンプまでは雪が無ければもう少し早く着けただろう
晩飯に以前リマで買った、よくわらないアーミーサバイバル食料setを試し、爆睡
タコス、ピーナッツバター、ジャム、ガム、ビスケット、マッチその他一日分の保存食が入っていて案外いけた。
5日目
早朝3時に起床
朝食をとり4時に暗い中アタック開始
天気が不安定
ホワイトアウトと晴天を繰り返す
道を踏み外すのを恐れて慎重にゆっくり歩く
5時位からだんだん明るくなる
やはり天気は悪い
休み休み登ってゆく
この山は独立峰
多少セオリーのルートを外れても上を目指せばいいのだ
山頂手前ので雪原だけ晴れた!
6300m地点、空の色が不思議だ
サハマ山の山頂は平坦どだだっ広く
かつてコマーシャルでサッカーの試合が行われた事があるらしい
一歩一歩喘ぎながら歩き
数カ所ある大クレバスをかわし
ようやく山頂に着いた事をマップで確認
登頂した途端
まっていたかのように山は雷雲に包まれた!!
あちこちで発生する落雷
その時
ストックとピッケルに電流を感じた
雷雲の中に入ると金属製品に電気が流れるのがわかるのだ!
山頂滞在時間は1分も無かっただろう写真も撮っていない
ここで落雷に打たれたらまず助からない!
転げるように下山を開始した
滑落のような下山だった
途中、身体に感じる電流が強くなりとっさにストックを頭より上に上げるとそこに雷がおちて竹製の愛用していたストックは焦げてしまった!
理由はわからないが体への通電はあまりなかったが
後々1週間以上雷を受けた右手は痺れていた
その後もひたすら転がり降り
2時間後
無事にハイキャンプに生きて帰れた。
山頂で写真を撮れなかったからハイキャンプでパシャリ!!
ハイキャンプでは少しだけ休憩をとり
もう食料が底をついているのでそのまま下山した
途中、大きな岩の岩陰で風と横殴りの雪をしのいで休んだ
山を降りると
ずっと、ずっと曇っていたのに
降りたらみるみる雲が晴れていく!
サハマ山のバカー!!!
でも、ありがと。
そんなかんなで前途多難なサハマ山登山は幕を閉じた
これから登る人がいたら雷雲と山頂付近のクレバスにはくれぐれも気をつけて欲しい
・糸冬・
【楽々ボリビア国境】コパカバーナからラ・パスへ
ペルーにまたね!
ボリビアにこんにちは!!
さぁさぁ、
この門を抜けるとボリビアですよ〜!!!
南米の予定滞在国も残すところ5ヶ国
あ、まだまだあるな、、。
・ペルーからボリビアへの国境越えについて・
道中に色々な旅人から噂を聞きました
・ボリビア国境では賄賂を請求される
・日本人とわかるといきなり別室
・黄熱病ワクチンの証明書が必要(イエローカード)
とあまりいい噂がを聞かなかったけど
実際行ってみるとペルーの出国もボリビアの入国もびっくりするくらいアッサリ!
イミグレ職員
「ボリビアは坂が多いいゾ、頑張れ!」
と一言
一ヶ月前にプチ旅行で自転車を置き
別の国境を越えボリビアに入った事があるがたが問題はなかった
今は相当運が悪くない限りボリビアの国境でのトラブルはないんじゃないかな?
そして両替だ
残っていたペルーの通貨はイミグレ前の両替おばちゃんに任せた!
現在国境付近の両替屋は一律で
ペルーの1ヌエボソル=2ボリビアーノ
と、倍にすればいいだけだから楽ちん♪
うむ!
気分良くボリビアをこぎだすがすぐに言われた通り登り坂が、、、
しかしこの看板は極端すぎでは?
宇宙まで行けそうだ。
・ボリビア国境の街コカパガーナ
世界最高標高にある湖「チチカカ湖」に面した街コカパガーナ、
ここからちょっとした遺跡のある離島「月の島」と「太陽の島」ツアーの拠点となる観光の街でホテルやお土産屋が軒を連ねている!
昼も夜も地元人と観光客でそこそこ賑わっていた。
せっかくだから離島観光へGo!
・月の島と太陽の島ツアー・
月と太陽の島に行く船は朝8:30に港から出る
ワシャワシャ並んでいるから行けばわかる!
肝心のツアーチケットは港付近のメインストリートの代理店で買える!
シカ男の場合は朝早く歩いていたら売り込みに来て
35ボリビアーノ
↓
30 いや 25! と値切ってもいないのにどんどん安くなった、
結局相場のわからぬまま25ボリで船の往復チケットを購入
(各島の入島料10ボリづつ取られる事を後に知る)
木製のボートにワシャワシャ乗るよ〜
さて、肝心の島観光は
う〜ん、、
プーノのウロス島ツアーと違ってエンターテイメント性が全くない
しかも島についてのガイド説明は別料金!
島にいたアルパカと写真を撮ろうとしたら別料金!!
入場ゲートのおばちゃんを撮ろうとしたら別料金!!!
いまいち気分が盛り上がらない、、。
でも天気が良く気持ちがいい散歩が出来たかな!
月の島の遺跡にて
月の島の丘から見えるボリビアの山並み
太陽の島の港にてマンコ・カパック王とその妹の像
13:30分頃にツアーが終わると聞いていたが、
船の調子が悪く妙にゆっくりゆっくりと進む
何度も止まる船のエンジン、
ん?船の規模に対しエンジンちっさくない?こんなもんなのかなぁ?
結局、街に戻れたのは16:30で日没が迫りコカパガーナ連泊をよぎなくされたから近くの丘に登ったら絶景!
山々に囲まれたコカパガーナの街
展望所で寝ていた犬が落ちそうで落ちない
チチカカ湖付近では安くで魚定食が食べれるから、
魚好きの日本人シカ男は嬉こんでおります
12ボリビアーノ(約250円)
・ いざラ・パスへ! ・
コカパガーナからラパスへは一度湖を渡し船で渡らなければいけない
何やら平らな船な自転車を積み約10分で対岸へ!
料金は自転車込みで10ボリビアーノ
しかし粋な船頭さん
「水でも買いな!」
と渡し船代を受け取らなかった
ありがとう。
あ、またかな?
いつもの事だが船のエンジンがなかなかかからない
まぁ、それはさておき
実はココ、ちょっとした名物
「平たい船に大型バス乗せ」が見れるので密かに旅人の間で有名!
いや〜
妙な光景だ
鳥にパンをあげるおばちゃんに和まされる
道中、久々に他の自転車旅人と出会い少しだけ一緒に走った
彼らはアメリカ大陸の最南端「ウシアイヤ」を目指しているらしい!
あら、愉快な!
チチカカ湖最後のキャンプ、
長いことこの湖を見ながら過ごしていたから何となく寂しい気持ち
そんなかんなでボリビアの事実上の首都ラ・パスに到着!
都会だ〜!!!
さて
ボリビアでは狙っている山がある
サハマ山(Sajama)だ!
なんちゃらよくわからないだろうがシカ男もよくわからない
ただボリビアの最高峰で独立峰で美しいと聞く
うむ、登る理由は十分だ
サハマ山(6542m)
行ってきます!
・糸冬・