【スイス6日目】ツェルマットでグッタリ
・スイス6日目
↑ゆるキャラ「モコ君」嘘、名前は知らない
Zermatt(ツェルマット)
・走行距離
移動無し
・コンディション
晴れ/曇り
身体中の疲労
・宿泊地 (標高)
ツェルマットキャンプ場(1608m)
一泊17CHF
・出費
27CHF
・今日の出来事
〜ツェルマットをブラブラ〜
↑メインストリート、アジア人カップルがイチャイチャ
↑ツェルマットと富士河口湖町が友好都市提携を結んでいた!
↑ツェルマット駅、花がいっぱいだ
ツェルマットの町ではガソリンやディーゼル車の走行が禁止されているので、送迎バスなどは全て電気自動車、オモチャみたいでかわいい。
↑雰囲気のある不思議な自転車
↑モンベルの隣はスーパーの「coop」食材やビールの買い出しはこちら
↑お、おにぎりと寿司! しかし値段が、、、
おにぎり一個約450円に寿司は4貫で約1300円、、、しかし売れているのだ
↑サラダが半額で飛びつくシカ男、フォークとドレッシングが中に入っていて驚いた、世界的に見てこれは珍しいのだ。
そんなかんなで一日が過ぎた
ザ・休養日
・糸冬・
【スイス最高峰】Monte Rosa(モンテローザ)4634mの登山に挑戦
モンテローザ(Monte Rosa)
↑ウィキペディアより引用
・登山拠点
スイス ツェルマット(Zermatt)
・標高
4634m
・ルート
ノーマルルート(モンテローザ小屋ルート)
・シカ男的難易度
★★★★★★★☆☆☆
トレーニングと高度順応と氷河の経験は必須
・登山スタイル
意気込みは単独雪山登山(途中からペアクライマーのロープに参加)
・登山日数
二泊三日(最初は一泊二日予定だった)
・装備品
日本での厳冬期登山の装備
下降用にロープ20m〜30m
食料2日分と行動食(山小屋の料金に晩飯と朝食が含まれているので持って上がった食料は少なめ)
・かかった費用
モンテローザ小屋 95CHF
小屋でビール 20CHF (小グラス5CHF)
山岳鉄道 88CHF (下山は歩いたため24CHF返金)
食料 10CHF
計189CHF (約2万円)
・モンテローザ登山について
ツェルマットと言えばマッターホルン!
マッターホルンのインパクトが強すぎてあまり知られていませんが、スイスの最高峰モンテローザ山の登山拠点もツェルマットなのです!
両山とも登山許可などは不要
モンブランもそうでしたがここツェルマットもほとんど英語が通じます
ツェルマットの町にはミレーやマムートなどアウトドアショップが軒を連ねていますので、お金に糸目をつけぬなら手ぶらで来ても登山の装備は全て揃います、
そして何とmont-bell(モンベル)も店舗を構えています、ツェルマット限定商品も多数あるのでモンベルファン(モンベラー)は是非!
↑モンベアーが出迎えてくれます
↑マッターホルンとエーデルワイスの限定ステッカー
↑モンベルのロゴにエーデルワイスが!
さて、
登山のスタート地点はツェルマットから山岳鉄道に乗り、終点1つ手前の駅「Rotenboden」で下車して歩き始めます、他にもルートはあるがこの駅から歩き始めるのがセオリーらしいです、運賃は片道44CHFで往復割引は無いのでひとまず片道だけ買えば良い、下りは列車内で支払えます。
そして、ツェルマット付近の山々は国立公園でキャンプが禁止されているので山小屋の予約が必須です、一泊2日で登る人もいますが、かなり長い行程になるのでできれば山小屋に2泊することをお勧めします、スイスの山小屋は高いだけあり超快適です!(一泊95CHF)
モンテローザ小屋の予約はこちら↓
monte rosa hütte - Section Monte Rosa
鉄道駅からモンテローザ小屋までにはルートが2つあり最近は「パノラマルート」と呼ばれる氷河の高い位置を歩くルートが主流なようです、
私シカ男は行きと帰りで違うルートを歩きましたがどちらの氷河も凶悪です、
昨年(2018年)に10代の日本人登山家?がこのパノラマルート氷河のクレバスに落ちて無くなったそうです、山岳管理局で救助の際の写真を見せてもらいましたがクレバスの中は想像以上に狭くツルツルな氷で、落ちたら助かりませんね。
↑見せてもらったクレバスで救助活動中の写真
そんな事前情報もあり、かなり緊張しましたがどちらもルートに目印があるので慎重に歩けば一人で行けないことはないでしょう、私シカ俺は帰りの氷河歩行が全て終わった時不覚にも少しチビっていました、次回は成人用オムツかハルンケアを用意します。
他のブログに「歩け歩けな山でした」と簡単そうな表現がありましたが全然違います、確かに歩行距離は長いですがそのブログの主は相当なツワモノか物凄く良いガイドに当たり危険を感じなかったのでしょう、
シカ男的判断ではソロ登山はやめた方がいです、そしてモンテローザは軽い気持ちで登れる簡単な山ではありません。
最低でも雪山とロープワークに慣れたペア、又はガイド登山
現地で山岳ガイドが約25万円で手配出来ます(多分山小屋込みのツアー)、高いか安いかは考え方次第!
死ぬよりいいでしょう。
↑ツェルマットのアルパインインフォメーション、ここで山の状況やガイドの情報が聞けます(ちなみにマッターホルンはガイドと登山諸費用で1人約20万くらいでした)
さて今回、駅からモンテローザ小屋までは4時間半
翌日モンテローザ小屋から山頂へは7時間かかりました、
小屋まで下りは4時間半です、そして小屋から駅まで約4時間でした!
道中には、氷河に口を開けるクレバスの回避、脆いスノーブリッジ、山頂付近の半ば登攀の様な岩場、ロープで安全確保しての下降、落ちたら終わりなナイフリッジ、難所は多々あります。
しかし、安全に登れればこの山はテクニカルでとても面白いです、そして美しい景色があなたを待っています!!
※ここからはただの山絵日記です、興味あるかたは是非
〜 1日目〜
朝8時の受付と同時に山小屋に予約を確認、前日の予約で不安だったがちゃんと取れていたので一安心。
↑相棒は駅の横の駐輪場に、駅員いわく「1週間駐めてても誰もとらねーよ」スイスは安全だな
↑山岳鉄道の切符を購入、往復を買いましたが失敗です。
↑車窓からマッターホルンが見える、最高の天気だ、まるで映画のスクリーンを見ているよう
↑終点1つ手前の駅で降りるから要注意ですよ!終点まで行っちゃダメ
↑指で指している山がモンテローザ!遠いぃぃ!
↑さて、歩く前に腹ごしらえ、ミニパイでミニ喝を入れた!
こんな道を3km行くと氷河に出る
↑途中までは看板もありわかりやすい
↑モンテローザ名物の垂直ハシゴ!
これで氷河取り付きに降りて行く
↑え、壊れてますけど!? 氷河取り付きの核心部、ハシゴは無視して岩場に沿って少し降りると安全に取り付ける
↑小屋までのアプローチも楽じゃないな、汚いクレバス
あぁ、ザイルパートナーが欲しい
↑氷河上の安全地帯で休憩、緊張で笑えない
↑約1時間の氷河歩きが終わった、怖や怖や
↑氷河湖で一休み、変わった色だ
↑氷河水珈琲、なんて贅沢なひととき(愛用のバーナーは信頼のSoto ウィンドマスター)
↑右上にある近未来的建物がモンテローザ小屋、いきなりメタル調だなぁ
↑中はウッディ!ドミトリーだがとても素敵な雰囲気
↑小屋のウッドデッキでくつろぐハイカー達、大体はこの小屋に一泊して町に戻るツアー
ディナー前に明日のルート確認のために30分程登った、海外登山ではこの確認が非常に大切なのだ、
明日は早朝3時からアタック開始、暗い中を歩くので下見するとしないとでは大違い!
さてさて、18時30分
お楽しみディナーの時間が来ました!
↑相席だったのはこの陽気な2人、オーストリア人
彼らは明日降りるから2人でビールを飲み続けていた
↑スープから始まり
↑サラダ、少ないよ〜
↑メインディッシュはライスの上に肉!疲れているので濃い味だったが気にならなかった
↑デザートのレモンムース、旨い〜もっとくれ〜
納得の内容なディナーでした、満腹ぢゃ
(ディナー料金は宿代に含まれています)
↑何やらドイツ語で話している、わからんからビールを呑んでいよう
↑同じプロトレックの時計でもりあ盛り上がった
さて、一杯呑んだし寝ませう
明日は行けるところま登り
危険を感じたらすぐに降りよう
死にたくないのだ。
〜2日目〜
アタックする人達の朝食は2時30分と決まっている、準備万端で一斉に「頂きます!」
↑ブッフェ方式で食べ放題
↑ジュースとヨーグルト、そしてスイスチーズ、皆んなこっそりジップロックに入れていて笑った
↑暖かい紅茶もテルモスに
さて、月明かりの下テクテクと歩きます、
今日はシカ男以外に5チーム、
皆歩くのが早い早い!
暗い中での1人でアイスフォール帯は冷や汗ものでした、
↑ようやく明るくなってきた
↑雪歩きは得意なシカ男、先行パーティに追いついた!
「お前ソロか!?丁度いい、サポートでロープに入れ!その方が安全だ!!」
何と幸運!
大クレバスが出たら引き返そうと思っていたが、その前にスイス人と中国人のペアチームに参入できた!!
ロープを繋げばこっちのもんだ、
大クレバスも岩場の難所もナイフリッジも割と安心して歩けた、ヒーヒー言いながらね。
↑この2人がいなければ登頂は諦めていたでしょう
↑ありがとう、スイス最高峰の頂きに立たせてもらいました!
↑山頂にあった何か、三角点かな?
↑これが山頂へ向かう道
↑ナイフリッジ
↑落ちたくないね〜
↑スイスの彼がリッジで休む、渋すぎる!
↑これが大クレバス、ちょこんとあるスノーブリッジを渡る、深さは底知れない、、、
↑下りも長かった〜
↑アタックルートでの氷河取り付きは優しい
↑返って来ました山小屋へ!
感謝の気持ちで飲み物をご馳走
シカ男「何か飲みますか?」
2人「ビール!」
こ、この2人つ、つおい
2人は荷物をまとめ「明日仕事があるから!」と駅までの長い道のりをスタコラ降りて行きました、つ、つおい!
最後に三人で抱き合った時なんとも言えない感謝と充実感がこみ上げてきた。↑シカ男は脚が限界に近く、2時間ほど山小屋で気絶仮眠。
↑そして、えっちらおっちらと歩き出す、来た道とは違う「パノラマルート」で
↑アチャー、めっちゃ氷河歩くぢゃないの!
核心部はあまりの緊張で写真撮れず、漏らしながらヒーヒー下りました
↑氷河を抜け安全地帯で休憩、こりゃ最終列車は間に合わないな、現時点で19時25分 残り3km (終電は19時30分)
あ〜ぁ、テントも寝袋も無いや、ビバークだな、
近くにビジネスホテルでもないものか。
ま、ビバークエンジョイだ!
↑フランスで知り合った日本人登山家に頂いた山食に救われる、持っていて良かった〜
トモさんありがとう!
〜3日目〜
昨日の夜から雲行きが怪しくて心配だったが朝までに雲は消えて天気は今日も最高!
気温もあまり下がらずに2800m付近でビバークしていたが服を着込んで十分眠れた(シカ男は寒さに耐えるため修行をしています、良い子のみんなは真似しないでね)
山岳鉄道の切符はもう買ってしまっていたがあまりにも気持ちが良いのでビバークしていた駅からゆっくりと歩き約4時間かけてツェルマットの町に戻った、期待していなかったが下山後に駅で切符の払い戻しが出来た、20CHF手数料を取られたが24CHF返って来た、半分でも返金があって良かった。ビールを買おう!
皆さま往復で買っちゃダメョ
↑一人ツェルマットで祝杯のビール、旨いっ!
そしてシカ男、文句なしの満身創痍だ!
我ながら良く歩いた
↑駅に置いていた相棒も無事、カバーはかけていましたが心配だった
登山に使った道具の整理と清掃したが眠くて眠くてキャンプ場の芝生で小一時間ほど寝ていた、
これが有名な気絶仮眠だ。
↑もう四年の付き合いGoroの「エグリー」オイルで綺麗に磨く
さてさて、ようやく安心して眠れる、
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは皆さまおやすみなさい。
↑最後に街からのマッターホルン
・目民・
【スイス2日目】ツェルマット観光
・スイス2日目
Visp 〜 Zermatt(ツェルマット)
・走行距離(自宅までの直線距離)
30km (9680km)
・コンディション
晴れ!寒い〜
景色が素晴らしく良い!
・宿泊地 (標高)
ツェルマットキャンプ場(1608m)
一泊17CHF 高い!
・出費
47CHF
・今日の出来事
〜ツェルマットをぶらり〜
↑着いたら飲むよね〜 マッターホルンビール!
↑素敵な観光地です、アジア人をよく見かけました、ちょこっと写っているのがマッターホルンの先っちょです
↑カフェもお洒落〜
↑駅です、鉄道には自転車を積めますが、何しろ運賃が高すぎて貧乏旅行者には無縁です
〜登山の下調べ〜
中心街インフォメーションセンターと山岳インフォメーションセンターがあり、色々と情報を頂きました、当然ですがソロ登山は近年事故が多発しているので否定的な意見が多いです、というかソロに冷たいです。
マッターホルンは一人で行きたくないので滞在中にパートナーが見つかったら挑戦することにして、スイス最高峰のモンテローザに挑戦することにしました!
自分の技量で登れる可能性があるギリギリかと思います、登頂できなくても氷河を歩き中腹にある山小屋までは行こうと思います。
ちなみにガイド登山の料金は
マッターホルン 1500CHF
モンテローザ 2500CHF
でした。
〜モンベルがある!〜
↑看板娘のモンベル熊もしっかりと
↑以前、フランスで日本人登山者が使っていて気になっていた「ギアホルダー」を発見!
ザックに色々付けれるスグレモノ、
たまたま自分のザックには対応していませんでしたがおススメです!!
では、スイス最高峰のMonte Rosaに挑戦してきます。
・糸冬・
【スイス1日目】ツェルマットを目指して
・スイス1日目
フランス国境 〜 Visp
・走行距離(自宅までの直線距離)
110km (9689km)
・コンディション
晴れ!
朝方の冷え込みすごい
・宿泊地 (標高)
寂れた運動公園の片隅(1050m)
・出費
15CHF
・今日の出来事
〜スイスに入国〜
物価があまりにも高いので早急にドイツに抜けたい所ですが、スイスには「マッターホルン」「アイガー」そして最高峰の「モンテローザ」と魅力的な山々があるのでルートに悩んでいます、
ひとまず挑戦するかどうかはわかりませんがマッターホルンを一目見てみたいので「ツェルマット」に向かっています
〜ファーストフードで敗退〜
スイスに入って最初の街にファーストフード店バーガーキングがあったので少し休もうとしたら、コーヒー一杯3.5CHF(約400円)もするのです、安いセットメニューも1000円近くしました、驚いておもわず絶句、何も買わずに退店してしまいました!
スイスにバックパッカーが少ないとよく聞きますがこれは納得です、
こりゃ参った。
〜シカ男ギャラリー〜
↑スイス最初の村、ヨーロッパは花だらけで素敵
↑あ、オスですね
↑国境超えてからも登りが続き1500mの峠へ
↑下に見える街に下りて行きます
↑リンゴ農園
↑たわわに実っていますね〜
・糸冬・
【フランス20日目】スイスの国境へ登れ登れ!
・France day 20
↑シャモニーのシンボルマーク
Chamonix 〜 スイス国境
・走行距離(自宅までの直線距離)
20km (9748km)
・コンディション
曇り/晴れ
舗装路 坂道
・宿泊地 (標高)
スイス国境付近の空き地(1150m)
・出費
6€
・今日の出来事
〜シャモニーを後に〜
予定以上に滞在したシャモニーをいよいよ出発、次の機会があったら別の山「グランドジョラス」などを登りに来たいです。
↑シャモニーまたね!
↑池にワニが浮いていた、なんて危ない!
↑数日前に泊まっていた気に入りのホテル
↑スイス国境手間に峠の頂上、結構シャモニーからまた登ったなぁ
↑ありがとうモンブラン!と振り返った
↑スイスとの国境に到着、お互いシェンゲン協定の国なのでそのままスルー
↑国境近くの空き地で日没、明日からスイスが始まる
シカ男が恐れているのは、、、
世界最高の物価です
・糸冬・
【ヨーロッパ最高峰】モンブラン(Mont Blanc)4809m 登山
モンブラン(Mont Blanc)
↑ウィキペディアより引用
・場所
フランス シャモニー
・標高
4809m
・ルート
ノーマルルート(グーテルート)
・シカ男的難易度
★★★★★☆☆☆☆☆
トレーニングと高度順応は必須
氷河歩行の経験あれば尚良し!
・登山スタイル
単独雪山登山(とは言っても他に登山者はいっぱいいる)
・登山日数
二泊三日(最初は一泊二日予定だった)
・装備品
日本での厳冬期登山の装備
食料2日分と行動食(宿泊しなくても山小屋でめちゃくちゃ高いが食事が買える)
・かかった費用
ベースキャンプ 30€×2
ロープーウエイ 18€
山岳鉄道 22.50€
食料 40€
追加の装備品 50€(ヘルメット)
・モンブラン登山のまとめ
この山を登頂するに大切な事は
高度順応と雪上歩行に天気
そして山小屋の予約!
この4つがとても大切だと思いました
山頂から一番近い「グーテ小屋」はとても人気がある小屋で数ヶ月前から予約がいっぱいと聞きました、時間に余裕があるならシャモニーまで来てしまい電話での小屋のキャンセル待ちという手もありますがリスクが高いし英語スキル必須です、
登り方や小屋の予約に関しては色々なブログで他の方がかなり詳しく書いていましたので私シカ男はザックリと書きます!
ロープーウエイと山岳鉄道でかなり上まで上がり歩き始めます
ルース小屋まで3時間〜4時間(赤岳みたいな道のり)
ルース小屋からグーテ小屋は3時間〜5時間(槍ヶ岳みたいな道のり)
グーテ小屋から山頂は4時間〜7時間(積雪の富士山くらいの斜度が数カ所)
クレバスはわかりやすい小さめを数回跨ぎました、よほどのことがない限り落ちないでしょう
ソロ登山もちらほらいてものすごく難しい山な印象はありませんが、落ちたら大変なガレ場や緊張感のある雪のナイフリッジがルート上にありますので、雪上歩行や高所登山に自信がない方はガイド登山を強くお勧めします、
先程も書きましたが
八ヶ岳〜槍ヶ岳〜残雪期富士のハシゴが出来れば余裕のよっちゃんイカでモンブランを登る事ができるでしょう!
とかなんとか言いながらも
他のブログでちらほら「モンブランは簡単に登れる!」的な記事を見かけました
シカ男的には簡単とは言えない山だと思いました、
クレバスもあれば急な雪面や岩場
そして日本では味わえない高度、富士山より高いんですよ!
とにかく皆さん覚悟して挑みませう!
そして安全で楽しい登山を!!
ここから先はただの写真付き絵日記です
〜 1日目〜
↑突然ですが仲間が出来ました!
インフォメーションセンターで出会った日本からのソロ登山者「トモ」宿の予約と山小屋の予約を全てキャンセルして一緒に行ける所まで登ることに!!彼の宿のキャンセル料は一国の国家予算に匹敵したとかしないとか
↑ロープーウエイがでているレズッシュという町まで無料バスで移動、
しかし天気が良いなぁ!
↑山小屋て水を買うと高いと聞くのでロープーウエイ乗り場の近くの水場で2ℓほど汲んで行く、重い
↑このロープーウエイに揺られ山岳鉄道の駅があるベルビューへ
↑ロープーウェイ終点から徒歩2分!これが山岳鉄道の駅「ベルビュー」次の列車まで1時間程ある、どうするか?
↑登る前から飲むよね〜
鉄道待ちの1時間でついついオッさんはビール
↑まるで世界の車窓から、あの音楽が聴こえてきそうだ
↑約20分程で列車は終点に到着
軽く準備体操をして歩きはじめる、
意外と気温が高くジャケットを脱いだ、さあ、いよいよモンブラン登山が始まるのだな
↑アルパインカモシカ(正式な名称不明)が迎えてくれた
↑小屋までの道のりも楽じゃない、岩場を数カ所よじ登ってゆく
↑歩くこと3時間、ようやくルース小屋が見えた!
↑本日晴天、絶景なり!
トモさんが撮ってくれた写真だが、まるで山の仙人
↑ルース小屋前に雪渓が現れる
何とかそのまま歩けそうなのでアイゼン無しでゆっくりと慎重に渡る
↑ルース小屋に到着!
列車の終点駅からゆっくり歩いてキャンプ地まで3時間30分かかった
↑泊まる場所はこのキャンプ地(base campと呼ばれる)
↑明日のルートを眺めながら夕飯にドライフードを食べた、氷河の溶けた水が近くに流れているのでバーナーとコッヘルがあれば高い水を買う必要はない、節約なのだ
↑ベースキャンプからの夕陽、
明日は2時起きだ。
〜2日目〜
2時に起床
軽く朝食を取り
2時半にヘッドランプの明かりで登り出す
次のグーテ小屋までは4時間かかった
とにかく急な岩場が続く
↑モンブランの夜明け
急な岩場なグーテ小屋へのアプローチが終わるといよいよピッケルとアイゼンの出番!
↑グーテ小屋から雪がはじまる!
しばらく上がったあたりで一緒に登って来たトモさんの足取りが重くなり、無念のリタイア
↑なんて清々しい顔でしょう
ここがトモさんの「アーモンドピーク」だ!
※アーモンドピークとは、いつもトモさんが山頂に立てなかった時に最高到達点にアーモンドを置いてトモさんなりの山頂を作る事を言うのだ!↑さぁ、一人でテクテク上がって行く、
山頂へのリッジは緊張だ、落ちたら止めるのは難しいな
↑グーテ小屋から約4時間山頂に着いた!
モンブランの山頂は広く動き回れた、フットサルくらいならできそうだなぁ
↑モンブラン登頂!
↑だだっ広い山頂だったのでGPSで山頂を確認、うむ、間違いない
↑山頂からの景色は絶景!
↑あとは安全に降りるだけ、
山頂付近にクレバスがチラリ
↑途中で知り合ったカナダのカップル、絵になる〜
↑グーテ小屋が見えた!少し休もう
↑今回は泊まれなかったが、グーテ小屋はとても快適そうな小屋だった
↑ひたすら歩いてベースキャンプに無事帰還!
正面の山が氷河へのアプローチルート、かなり急なガレ場だったなぁ
↑疲れのあまりテントで気絶仮眠をしていたらトモさんがホットワインを作ってくれた、いや、惚れてまうヤロ〜!
〜3日目〜
さぁ、今日は駅まで降りるだけ
登山の疲れを癒すべくゆっくり休み、昼頃にゆっくり歩き出した
↑泊まっていたテントではしゃぐ中年男性二人、なんて微笑ましい!
↑そんなかんなしていたら天気は崩れて霧に呑まれてしまった
↑来た道をスタコラ下山、小さな氷河で霧に包まれ一度道を見失った、用心用心↑うっひゃー、もくもく雲が上がってくるじゃないの
↑ギリギリ、雨が降り出す前に駅に到着!
↑乗り込んで数秒で山岳列車は出発、ナイスタイミング!
↑山岳鉄道とケーブルとバスを乗り継い無事にシャモニーに戻り登山終了!
ここまで読んでくれたあなたにシャモニーにある秘密のハンバーガー屋をお教えしましょう!
↑見よ、この迫力を!
全ての原材料を地元産にこだわった究極のシャモニーバーガーここにあり!!
↑思わず笑ってしまうボリューム感!
↑溢れ出す肉汁と地元産チーズ、ソースのハーモニー♪
↑この店が伝説のハンバーガー屋だ!
オンラインにあまり情報が見つからず、もしシャモニーに行く機会がある人がいたらこのカフェを目指して行けば究極のハンバーガーはすぐそこだ!
Café Bluebird Chamonix
155 Place Edmond Desailloud, 74400 Chamonix-Mont-Blanc
https://goo.gl/maps/Ci6VhGxQAYfJqScy9
↑このカフェの近くにあるから是非探し出して
是非是非ご賞味あれ!!
さて!
何はともあれ山頂は最高でした!!
山頂からはフランス側とイタリア側とスイスの山々が見えて、
そして幸運にも風が弱くて山頂でコーヒーを飲めた
インスタントだけど五臓六腑に沁みた!!
これで五大陸最高峰は残り「エベレスト」だけになりました
さぁ、
果たしてシカ男はエベちゃんに挑戦出来るのか!??
乞うご期待!!!
※シカ男の天気予報を信じて当初の予定を大幅に変更してまで行動を共にしてくれたカリスマ美容師系登山家の「トモさん」に深く感謝します。
またどこかで是非登山しましょう!
・糸冬・
【フランス12日目】悪天シャモニーで登山の準備
・France day 12
Chamonix(シャモニー)
・標高
1030m
・コンディション
曇り
軽い頭痛
・宿泊地
・出費
10€
・今日の出来事
〜街で登山の情報収集〜
今日は登山での食料と足りない装備品の調達に廻った
↑おなじみデカトロン
↑これもフランスでよく見るアウトドアショップ
街の中心部に何でも揃う登山用品店数件とインフォメーションセンターと登山管理局があり、だいたいの情報はここで聞けた
↑街の中心を流れる川
↑登山管理局
↑街の教会、この教会の正面から見て左にインフォメーションセンター 右に山岳管理局 がある
↑教会のなかには誰もいなかった、静かでいい。
中心部にスーパーも数件ありこの街で必要なものは全てある
各登山用品店で登山用具のレンタルもあったが寝袋やテントのレンタルはやってないらしい、3シーズンの寝袋しか持っていないから少し不安です。
↑山道具は当然にフランスのメーカーが主に並ぶ(ペツルやグリベルなど)
↑アイゼンやカラビナも種類豊富、この店はこれでも少ない方で他の店は更に品揃え豊富!
↑そんな中ウッドシャフトのピッケルにうっとり、グリベルのピッケルだ。
↑Mont Blancというモデルなのかな?素敵すぎる!思わず買いそうになる自分を抑えるシカ男
さて、モンブラン登山のネックとなるのが山小屋の予約だ!
今回登る予定のノーマルルートには山小屋が2つあり、どちらか1つでも一泊とれれば入山が出来るのだ、
通常は数ヶ月前から予約しなくてはいけないのだが、
シカ男はなにぶんいつシャモニーに着けるかわからなかったので予約はとれていない、到着数日前から小屋に直接電話してキャンセルが出ていないか毎日確認したが惨敗、
参ったなぁ、小屋が予約出来ないとスタートラインにも立てない。
シャモニーではロープーウエイ乗り場前とインフォメーションセンターとマクドナルドで主にWi-Fiを使った、
その他バーやらレストランやらあっちこちにWi-Fiが飛んでいるのでインターネットに不便はない。
↑お洒落〜なシャモニーのマクドナルド
↑何とセットドリンクにビールが選べる! そりゃ飲むよね〜
・糸冬・