【スイス1日目】ツェルマットを目指して
・スイス1日目
フランス国境 〜 Visp
・走行距離(自宅までの直線距離)
110km (9689km)
・コンディション
晴れ!
朝方の冷え込みすごい
・宿泊地 (標高)
寂れた運動公園の片隅(1050m)
・出費
15CHF
・今日の出来事
〜スイスに入国〜
物価があまりにも高いので早急にドイツに抜けたい所ですが、スイスには「マッターホルン」「アイガー」そして最高峰の「モンテローザ」と魅力的な山々があるのでルートに悩んでいます、
ひとまず挑戦するかどうかはわかりませんがマッターホルンを一目見てみたいので「ツェルマット」に向かっています
〜ファーストフードで敗退〜
スイスに入って最初の街にファーストフード店バーガーキングがあったので少し休もうとしたら、コーヒー一杯3.5CHF(約400円)もするのです、安いセットメニューも1000円近くしました、驚いておもわず絶句、何も買わずに退店してしまいました!
スイスにバックパッカーが少ないとよく聞きますがこれは納得です、
こりゃ参った。
〜シカ男ギャラリー〜
↑スイス最初の村、ヨーロッパは花だらけで素敵
↑あ、オスですね
↑国境超えてからも登りが続き1500mの峠へ
↑下に見える街に下りて行きます
↑リンゴ農園
↑たわわに実っていますね〜
・糸冬・
【フランス20日目】スイスの国境へ登れ登れ!
・France day 20
↑シャモニーのシンボルマーク
Chamonix 〜 スイス国境
・走行距離(自宅までの直線距離)
20km (9748km)
・コンディション
曇り/晴れ
舗装路 坂道
・宿泊地 (標高)
スイス国境付近の空き地(1150m)
・出費
6€
・今日の出来事
〜シャモニーを後に〜
予定以上に滞在したシャモニーをいよいよ出発、次の機会があったら別の山「グランドジョラス」などを登りに来たいです。
↑シャモニーまたね!
↑池にワニが浮いていた、なんて危ない!
↑数日前に泊まっていた気に入りのホテル
↑スイス国境手間に峠の頂上、結構シャモニーからまた登ったなぁ
↑ありがとうモンブラン!と振り返った
↑スイスとの国境に到着、お互いシェンゲン協定の国なのでそのままスルー
↑国境近くの空き地で日没、明日からスイスが始まる
シカ男が恐れているのは、、、
世界最高の物価です
・糸冬・
【ヨーロッパ最高峰】モンブラン(Mont Blanc)4809m 登山
モンブラン(Mont Blanc)
↑ウィキペディアより引用
・場所
フランス シャモニー
・標高
4809m
・ルート
ノーマルルート(グーテルート)
・シカ男的難易度
★★★★★☆☆☆☆☆
トレーニングと高度順応は必須
氷河歩行の経験あれば尚良し!
・登山スタイル
単独雪山登山(とは言っても他に登山者はいっぱいいる)
・登山日数
二泊三日(最初は一泊二日予定だった)
・装備品
日本での厳冬期登山の装備
食料2日分と行動食(宿泊しなくても山小屋でめちゃくちゃ高いが食事が買える)
・かかった費用
ベースキャンプ 30€×2
ロープーウエイ 18€
山岳鉄道 22.50€
食料 40€
追加の装備品 50€(ヘルメット)
・モンブラン登山のまとめ
この山を登頂するに大切な事は
高度順応と雪上歩行に天気
そして山小屋の予約!
この4つがとても大切だと思いました
山頂から一番近い「グーテ小屋」はとても人気がある小屋で数ヶ月前から予約がいっぱいと聞きました、時間に余裕があるならシャモニーまで来てしまい電話での小屋のキャンセル待ちという手もありますがリスクが高いし英語スキル必須です、
登り方や小屋の予約に関しては色々なブログで他の方がかなり詳しく書いていましたので私シカ男はザックリと書きます!
ロープーウエイと山岳鉄道でかなり上まで上がり歩き始めます
ルース小屋まで3時間〜4時間(赤岳みたいな道のり)
ルース小屋からグーテ小屋は3時間〜5時間(槍ヶ岳みたいな道のり)
グーテ小屋から山頂は4時間〜7時間(積雪の富士山くらいの斜度が数カ所)
クレバスはわかりやすい小さめを数回跨ぎました、よほどのことがない限り落ちないでしょう
ソロ登山もちらほらいてものすごく難しい山な印象はありませんが、落ちたら大変なガレ場や緊張感のある雪のナイフリッジがルート上にありますので、雪上歩行や高所登山に自信がない方はガイド登山を強くお勧めします、
先程も書きましたが
八ヶ岳〜槍ヶ岳〜残雪期富士のハシゴが出来れば余裕のよっちゃんイカでモンブランを登る事ができるでしょう!
とかなんとか言いながらも
他のブログでちらほら「モンブランは簡単に登れる!」的な記事を見かけました
シカ男的には簡単とは言えない山だと思いました、
クレバスもあれば急な雪面や岩場
そして日本では味わえない高度、富士山より高いんですよ!
とにかく皆さん覚悟して挑みませう!
そして安全で楽しい登山を!!
ここから先はただの写真付き絵日記です
〜 1日目〜
↑突然ですが仲間が出来ました!
インフォメーションセンターで出会った日本からのソロ登山者「トモ」宿の予約と山小屋の予約を全てキャンセルして一緒に行ける所まで登ることに!!彼の宿のキャンセル料は一国の国家予算に匹敵したとかしないとか
↑ロープーウエイがでているレズッシュという町まで無料バスで移動、
しかし天気が良いなぁ!
↑山小屋て水を買うと高いと聞くのでロープーウエイ乗り場の近くの水場で2ℓほど汲んで行く、重い
↑このロープーウエイに揺られ山岳鉄道の駅があるベルビューへ
↑ロープーウェイ終点から徒歩2分!これが山岳鉄道の駅「ベルビュー」次の列車まで1時間程ある、どうするか?
↑登る前から飲むよね〜
鉄道待ちの1時間でついついオッさんはビール
↑まるで世界の車窓から、あの音楽が聴こえてきそうだ
↑約20分程で列車は終点に到着
軽く準備体操をして歩きはじめる、
意外と気温が高くジャケットを脱いだ、さあ、いよいよモンブラン登山が始まるのだな
↑アルパインカモシカ(正式な名称不明)が迎えてくれた
↑小屋までの道のりも楽じゃない、岩場を数カ所よじ登ってゆく
↑歩くこと3時間、ようやくルース小屋が見えた!
↑本日晴天、絶景なり!
トモさんが撮ってくれた写真だが、まるで山の仙人
↑ルース小屋前に雪渓が現れる
何とかそのまま歩けそうなのでアイゼン無しでゆっくりと慎重に渡る
↑ルース小屋に到着!
列車の終点駅からゆっくり歩いてキャンプ地まで3時間30分かかった
↑泊まる場所はこのキャンプ地(base campと呼ばれる)
↑明日のルートを眺めながら夕飯にドライフードを食べた、氷河の溶けた水が近くに流れているのでバーナーとコッヘルがあれば高い水を買う必要はない、節約なのだ
↑ベースキャンプからの夕陽、
明日は2時起きだ。
〜2日目〜
2時に起床
軽く朝食を取り
2時半にヘッドランプの明かりで登り出す
次のグーテ小屋までは4時間かかった
とにかく急な岩場が続く
↑モンブランの夜明け
急な岩場なグーテ小屋へのアプローチが終わるといよいよピッケルとアイゼンの出番!
↑グーテ小屋から雪がはじまる!
しばらく上がったあたりで一緒に登って来たトモさんの足取りが重くなり、無念のリタイア
↑なんて清々しい顔でしょう
ここがトモさんの「アーモンドピーク」だ!
※アーモンドピークとは、いつもトモさんが山頂に立てなかった時に最高到達点にアーモンドを置いてトモさんなりの山頂を作る事を言うのだ!↑さぁ、一人でテクテク上がって行く、
山頂へのリッジは緊張だ、落ちたら止めるのは難しいな
↑グーテ小屋から約4時間山頂に着いた!
モンブランの山頂は広く動き回れた、フットサルくらいならできそうだなぁ
↑モンブラン登頂!
↑だだっ広い山頂だったのでGPSで山頂を確認、うむ、間違いない
↑山頂からの景色は絶景!
↑あとは安全に降りるだけ、
山頂付近にクレバスがチラリ
↑途中で知り合ったカナダのカップル、絵になる〜
↑グーテ小屋が見えた!少し休もう
↑今回は泊まれなかったが、グーテ小屋はとても快適そうな小屋だった
↑ひたすら歩いてベースキャンプに無事帰還!
正面の山が氷河へのアプローチルート、かなり急なガレ場だったなぁ
↑疲れのあまりテントで気絶仮眠をしていたらトモさんがホットワインを作ってくれた、いや、惚れてまうヤロ〜!
〜3日目〜
さぁ、今日は駅まで降りるだけ
登山の疲れを癒すべくゆっくり休み、昼頃にゆっくり歩き出した
↑泊まっていたテントではしゃぐ中年男性二人、なんて微笑ましい!
↑そんなかんなしていたら天気は崩れて霧に呑まれてしまった
↑来た道をスタコラ下山、小さな氷河で霧に包まれ一度道を見失った、用心用心↑うっひゃー、もくもく雲が上がってくるじゃないの
↑ギリギリ、雨が降り出す前に駅に到着!
↑乗り込んで数秒で山岳列車は出発、ナイスタイミング!
↑山岳鉄道とケーブルとバスを乗り継い無事にシャモニーに戻り登山終了!
ここまで読んでくれたあなたにシャモニーにある秘密のハンバーガー屋をお教えしましょう!
↑見よ、この迫力を!
全ての原材料を地元産にこだわった究極のシャモニーバーガーここにあり!!
↑思わず笑ってしまうボリューム感!
↑溢れ出す肉汁と地元産チーズ、ソースのハーモニー♪
↑この店が伝説のハンバーガー屋だ!
オンラインにあまり情報が見つからず、もしシャモニーに行く機会がある人がいたらこのカフェを目指して行けば究極のハンバーガーはすぐそこだ!
Café Bluebird Chamonix
155 Place Edmond Desailloud, 74400 Chamonix-Mont-Blanc
https://goo.gl/maps/Ci6VhGxQAYfJqScy9
↑このカフェの近くにあるから是非探し出して
是非是非ご賞味あれ!!
さて!
何はともあれ山頂は最高でした!!
山頂からはフランス側とイタリア側とスイスの山々が見えて、
そして幸運にも風が弱くて山頂でコーヒーを飲めた
インスタントだけど五臓六腑に沁みた!!
これで五大陸最高峰は残り「エベレスト」だけになりました
さぁ、
果たしてシカ男はエベちゃんに挑戦出来るのか!??
乞うご期待!!!
※シカ男の天気予報を信じて当初の予定を大幅に変更してまで行動を共にしてくれたカリスマ美容師系登山家の「トモさん」に深く感謝します。
またどこかで是非登山しましょう!
・糸冬・
【フランス12日目】悪天シャモニーで登山の準備
・France day 12
Chamonix(シャモニー)
・標高
1030m
・コンディション
曇り
軽い頭痛
・宿泊地
・出費
10€
・今日の出来事
〜街で登山の情報収集〜
今日は登山での食料と足りない装備品の調達に廻った
↑おなじみデカトロン
↑これもフランスでよく見るアウトドアショップ
街の中心部に何でも揃う登山用品店数件とインフォメーションセンターと登山管理局があり、だいたいの情報はここで聞けた
↑街の中心を流れる川
↑登山管理局
↑街の教会、この教会の正面から見て左にインフォメーションセンター 右に山岳管理局 がある
↑教会のなかには誰もいなかった、静かでいい。
中心部にスーパーも数件ありこの街で必要なものは全てある
各登山用品店で登山用具のレンタルもあったが寝袋やテントのレンタルはやってないらしい、3シーズンの寝袋しか持っていないから少し不安です。
↑山道具は当然にフランスのメーカーが主に並ぶ(ペツルやグリベルなど)
↑アイゼンやカラビナも種類豊富、この店はこれでも少ない方で他の店は更に品揃え豊富!
↑そんな中ウッドシャフトのピッケルにうっとり、グリベルのピッケルだ。
↑Mont Blancというモデルなのかな?素敵すぎる!思わず買いそうになる自分を抑えるシカ男
さて、モンブラン登山のネックとなるのが山小屋の予約だ!
今回登る予定のノーマルルートには山小屋が2つあり、どちらか1つでも一泊とれれば入山が出来るのだ、
通常は数ヶ月前から予約しなくてはいけないのだが、
シカ男はなにぶんいつシャモニーに着けるかわからなかったので予約はとれていない、到着数日前から小屋に直接電話してキャンセルが出ていないか毎日確認したが惨敗、
参ったなぁ、小屋が予約出来ないとスタートラインにも立てない。
シャモニーではロープーウエイ乗り場前とインフォメーションセンターとマクドナルドで主にWi-Fiを使った、
その他バーやらレストランやらあっちこちにWi-Fiが飛んでいるのでインターネットに不便はない。
↑お洒落〜なシャモニーのマクドナルド
↑何とセットドリンクにビールが選べる! そりゃ飲むよね〜
・糸冬・
【フランス11日目】登山の拠点シャモニー
・France day 11
Passy〜Chamonix(シャモニー)
・走行距離(日本までの直線距離)
30km(9761km)
シャモニーに到着!
・標高
1030m
・コンディション
曇り/雨
舗装路 峠道
いつもの軽い頭痛
・宿泊地
シャモニーの森
・出費
7.5€
・今日の出来事
〜峠越え〜
パッシーからシャモニーに最後の峠道、車やバイクなら楽なハイウェイを走れるからこんなキツイ峠を行く必要はない、キツイのは自転車の特権だ、楽しんで行こう
↑パッシーのデカトロン本店、本日休業
↑午前中天気が悪く、たまに小雨がぱらついた
↑峠道の途中、束の間の晴れ間
〜人工滝で業水〜
↑水温も気温もパーフェクト!
↑水浴び、洗濯、食器洗い、洗車を済ませてスッキリ!↑ついでに木陰で昼寝です
〜シャモニーに到着〜
↑シャモニーの中心部にある一番大きいロープーウェイ乗り場、天気悪っ
↑ひとまず「Mont Blanc」というなの地ビールで祝シャモニー到着!
↑素敵な木の杖が売っていました、なんで鹿が無いんだ!?
・糸冬・
【フランス10日目】モンブランの麓で
・France day 10
Ugune 〜Passy
・走行距離(日本までの直線距離)
35km(9775km)
シャモニーまであと30km
・標高
1010m
・コンディション
晴れ/曇り
舗装路 峠道 土砂災害で数回ルート詰む
軽い頭痛
・宿泊地
Passyの街とモンブランが見える丘
・出費
13€
・今日の出来事
坂がキツイ!
やっとあと少しで峠だという所でトンネルが土砂災害で工事中の通行止!
↑こりゃどうやっても通れない、後で知ったのですがこの土砂崩れで今年のツールドフランス(世界的に有名な自転車レース)にコース変更が出たそうです!
いやはや登って来た道を10キロ戻る羽目に
↑こんな時は途中にいたキャンピングカー生活者と珈琲タイムだ!
さて迂回道はさらにキツイ峠越えだ
しかたなし!
ヒーコラヒーコラ自転車を押していたらトラックのオッチャンが坂の上まで乗せてくれた!
↑「この先はキツイ、乗れっ!」
↑距離にして約8km峠の上まで運んでもらいました「メルシー!ありがとう!」
峠の上にはオッチャンの家があるらしい、すごいところに住んでいる
さて、
二度にわたる迂回で全然距離伸びずシャモニーの手前の街で日没
さぁ、やはりモンブランは雲の中、たまたま雲りなのか時期的な問題なのか?
う〜ん、登山が心配だ
今日はモンブランが見える場所を見つけたのでそこでキャンプ、
日没後に雲が消えて月明かりのなかモンブランが全貌を表した
↑右側に見える白い山がモンブランだ
大きい!
山小屋だろうか?何かの明かりがかなり上に光っていた。
これは、楽な登山にはならないな。
↑珍しくしっぽのあるしっぽのある羊を見かけました
大抵の場合は衛生上の理由で生後間もなくしっぽは切るらしいです。
↑本来の羊の姿
め〜
・糸冬・
【フランス9日目】シャモニーまでは快適だ
・France day 9
Grenoble 〜 Ugune
・走行距離(日本までの直線距離)
88km(9800km)
シャモニーまであと65km
・標高
411m
・コンディション
晴れ/曇り 追い風
舗装路 未舗装サイクリングコース有り
軽い頭痛
・宿泊地
Ugineという町の河原
・出費
10€
・今日の出来事
立ち寄った街「グルノーブル」がフォトジェニック!
↑この川を海から約300km登ってきた
↑建物が歴史的すぎる!
↑あたりは山ばかり
↑自転車道が街中にある
↑路面電車(トラム)
スーパーとワインの話
↑ヨーロッパアルプスが近づくとスーパーが木造に
ワインには主に赤ワインと白ワインそしてロゼワインがあるのはみなさんご存知でしょう、
アルコール大好きシカ男は銘柄の違いやうんちくには趣きを置いてないがワインも良く飲む、
今まで何となくなイメージで
「ロゼワインなんて日本の若い娘が飲むもんで、本場フランスぢゃあ誰も飲まない男が飲むにはちょいと恥ずかしいワインでしょ」
と、思っていましたが、、、
↑ロゼ!
↑ロゼ安売り!!
↑ところ狭しとロゼワイン
↑さすがはフランス、とにかくワイン!!
そう、ロゼワインはフランスでめちゃくちゃ飲まれています!
バーでも男性だけでロゼワインを飲んでいる姿をちらほら
完全なるステレオタイプでした、恥ずかしシカ男。
さて、明日は峠越え×2だ!
ガンバ ガンバ
あ、田舎町のスーパーでは野菜に紛れて大仏さまが売っています
↑約二万円です
・糸冬・