航空機故障からの友情
私、シカ男
訳あってブラジルはサンパウロ空港のホテルで2泊目を迎えています
二日間暴飲暴食飯旨旨なのです
朝も昼も夜も
サラダもデザートも
お菓子もジュースも
食べ放題!
食べ放題ヨロレイヒ〜♪
ぢゃなくて、なんと
航空機が飛ばなかったのです!
飛ばねば。
要は航空機のトラブルでの血便、ぢゃなかった欠便です!
事が起きたのは2日前の5月3日
チェックインを難なく済ませて搭乗ゲートで待っていた
搭乗予定時間を過ぎたあたりで遅延を伝えられる
ちなみに航空会社は「TAAG・アンゴラ航空」
左の女性の名は「リリィ」独身で、日本にはあまり興味ないが寿司は好きだそうだ。
はじめは皆にこやかに待っていた
30分、
ザワザ
1時間、、
ザワザワ
2時間、、、
ザワザワザワザワサワワ
徐々に乗客達に不安と怒りが込み上げ
搭乗ゲートは一時騒然とした
3時間か過ぎたあたりでようやく何が起きているかアナウンスで伝えられた
しかし!
アナウンスはポルトガル語でサッパリ何を言っているのかわからない
英語を話す乗客がいて説明してくれた
どうやらエンジンに異常が見つかったため確認作業をしていてもう少し時間がかかるとか
安全1番である
大いに確認していただきたい
私はまだ青空になりたくない
4時間、、、、
5時間、、、、、
6時間、、、、、、
アナウンス
「今日のフライトは欠便します、明日の代替え便とホテルと食事をご用意します」
Oh No!!
怒り狂う乗客達により
搭乗ゲートは戦場と化、、。
しなかった!!
何故かほとんどの乗客がルンルンでホテルとレストランに向かって行ったのだ!
「まっ、仕方ないね」
「いいね、ホテル無料だろ」
ってな感じで案外ノホホンとしていた
6時間もロクな説明も無く待たされたのに不思議であった
日本だったら大変な事になるんじゃないかな、とか。
まぁ
飛行中にトラブルが発覚しても困るし
長期旅中のシカ男にとってフライトの変更は大した問題ではないが
預けた自転車と荷物をまた受け取らなくてはいけないのは大問題だ!
最終的に自転車だけは事務所で預かってくれたから良かったが
他の乗客の荷物は無くなるは、
壊れてるはで本当に大変だった
そして皆に目的地に合わせ代替えのフライトが手配された
シカ男はルアンダ経由でケープタウン行きと言うあまり需要が無いルート?
なため代替え便は2日後になってしまった、
むふふ
シカ男が「二日間ホテルでタダ飯と爆速Wi-Fiラッキー♪」
と思ったかどうかは秘密である
さて
ここでシカ男が持った疑問だ
・何故6時間ものあいだ情報が公開されない?
・何故国際便なのにアナウンスは全てポルトガル語?
・何故皆あまり怒らない?
・何故航空会社が用意したレストランでアルコールにバウチャーが使えない(笑
・もしかしたら秘密結社フリメーソが裏で関わっている事件かもしれない
ま、でも飯が美味かったからいいや
(人は単純ね、あ、これが皆怒らない理由か?)
そんな事件の中
ポルトガル語が分からない数人の乗客は自然と固まって行動し
助け合い
夜中の空港で迷い
出戻りイミグレーションで苦戦し
ビールがディナーに含まれていない事に怒り
いつしか友情が芽生えて仲良しになった次第でございます!
特にリリアンという南アフリカ在住の女性が日本に強く興味があり終始笑顔で話題に尽きなかった
彼女は言った
「遅延は困るけど、そのおかげでこうして皆の縁が繋がって素敵な時間だったわね。」
深い〜♪ 深い〜 ♪
深い〜を頂きました
そんなわけで今度こそ
行くぞ南アフリカ!
こういう気分で
A f rI ca!
空いた時間で荷物整理
左がキャンプ 、右が登山道具
釣り具もあるよね〜!
では、また。
・糸冬・