【カナダ】ヒッチハイクの危険。
朝起きるとアンディが朝食にホットケーキを焼いていた
ホットケーキのいい香りが部屋中に漂う、
何故だか無性に日本が恋しくなった、
午前中はアンディと軽くカムループスの街をドライブ、アウトドアショップに立ち寄ってもらい盗難に遭ってから持っていなかった『ATC』の類似品を購入
カナダのメーカーで、スタッフは言う
「Good quality!!」
OK.あんたを信じる!
その後アンディは住んでいるカムループスから175㎞も離れた『Spences Bridge』まで運んでくれた
本当にありがとうアンディ!!
降ろした荷物をまとめていると一台のトラックが止まる
今日はツイている!
荷物を荷台に積み込み、いざ出発
自己紹介をし終えるやいなやドライバーの女性「リサ」はいきなりお金の話をし始める
しかもかなりの勢いで!!
リサ「あんた幾ら私に払うんだい!?」
リサ「バンクーバーまで$300でどうだい?やすかろ??」
俺「No way! Ok I get off if you need money.」
リサ「降りる必要はないよ、私ゃタバコが買いたいんだ、しかたないから$10でいいよ」
俺「No more.」
リサ「タクシーだったら幾らかかると思っているだい!?」
俺「I'm not sure.」
途中リサは車を止め田舎の商店に何かを取りに行った、その隙に降りようと思ったがリサの財布とポーチは車にポンと置いてある、、。
ん〜 俺を信用してるのか、ただの無用心か、ただのファンキーか??
何となく降りる気を無くして車でリサを待った、、。
その後、取り留めのない会話をしながら隣町に到着
俺「ありがとうリサ、いま$5札しか持ってないんだ、これでもいいか?」
リサ「あんた知ってるだろ、$5じゃタバコはかえないよ!でもありがとうね!!」
たった35㎞だったが長い長いリサとの移動が終わった、最後は握手で別れた。
写真は撮れなかったが、リサの車の側面には弾丸の痕が幾つもあった
いったい何者だったんだ。
そう
世の中には色々な人がいるのだ
俺は男だから危険は少ない、
が、しかし今回はリサの車の中で色々と考えた、
もし、武器で脅され金品を要求されたら
もし、妙な場所に連れて行かれたら、
もし、荷物をそのまま持って行かれたら
女性だったら尚更危険は多いいだろう、
自分はこの旅で幾度かヒッチハイクをしている、運良く今までは良い人に恵まれてきた、ただ運が良いだけかもしれないな、
でもこれからもヒッチハイクはするだろう、乗せてくれる方との会話は、時に楽しくそして英語の勉強になるのだ。
さて!
その後数時間道に立つが誰も止まらずに日が暮れる
近くにあった気になる廃墟
しかたがないから降ろしてもらったRest Areaでテントを張った
星の綺麗な夜だった。
・糸冬・
・Kamloops 〜 Lytton・
Trans Canada Hwy
移動距離・210㎞(ヒッチハイク)
今日の宿・Rest Area
天候・晴れ
風・微風
出費・$25