シカ男の旅 ~情熱五大陸登山~

シカ男(Shikao)、2015年の夏から自転車で世界一周の山旅にでました。

Beaver Creek ~ Whitehorse Yukon (ビーバークリーク 〜 ホワイトホース)

2016/7/26
やっとこさカナダに入国!

国境に写真を撮れと言わんばかりののベンチを発見

アラスカには2か月以上滞在してしまった、これは予定の日数の2倍!
急がねば次なる高峰アコンカグア(アルゼンチン)の登山期に間に合わない、
あと5ヶ月でアルゼンチンまで自転車をこいで行くことは不可能に近い、
だがやるしかない。

さて、人生初の陸路でのドキドキ国境越えは拍子抜けなほどすんなり、
それはまるで高速道路の料金所で後ろに人がつっかえているのに職員と雑談する感じ。

アラスカハイウェイ上にあるイミグレーション。

聞かれた事は空路での入国とほぼ同じ、
「入国目的、日数、所持金、武器所持の有無、果実&野菜の所持」
そしてイミグレのスタッフは陽気に一言、
「Have a nice journey.」


アラスカからカナダに入るとあからさまに道路の舗装がお粗末になる、
俺はたまに出現するぱっと見砂利道に見えちゃうほどのカナダのお粗末舗装を、
大根おろし」と呼ぶことにした 。

そしてカナダに入って驚いたのは、
田舎のグローサリーストアー(商店)がべらぼう高い!
アラスカのスーパーの数倍の価格、
震えるほど高く今後のカナダ滞在を心配したが、
後にホワイトホースに入ると物価が落ち着いたから安心。


国境から約450キロ、自転車をこぐこと4日間、
ようやく次なる街ホワイトホースに!

街に入る手間15キロ程に、珍しく温泉があるというので寄り道!
「Takhini Hot Springs
ここには駐車場と駐馬場があった、


この温泉は「ぬる湯」と「あつ湯」で分かれていて海外では珍しくあつ湯はしっかり熱い、
多分40℃〜42℃くらいだろうあつ湯はやはり西洋人には人気がなく皆ぬる湯に浸かっていた、

彼らには是非とも東京の江戸っ子御用達の熱い熱い銭湯に入って頂きたいものだ。

温泉に入りアホになる日本人の図、

俺は日頃、川や湖の冷た〜い水に入浴しているから、温泉はまさに天国!
ちなみにコレが日頃の俺の風呂、




・Whitehorse・
ホワイトホースは、ユーコン準州の州都。
人口2万2,898人(広域圏人口、2006年統計)であり、同準州人口の75%を占める。
自然公園と美しい風景で有名であり、オーロラが見られることでも知られている。
wikiより。


アラスカハイウェイ上にあるホワイトホースは久々の街だった、
大型スーパーに心が弾む♪
旅を共にしている 濱男 とスーパーで商品を手に取りはしゃいでいたのでさぞ変な奴らに見えただろう、
「どうしょた?そんなに高いのか?」
と、聞かれたりした。

ここホワイトホースはユーコン川遊びの拠点となる街、
カヤック&カヌーのレンタル会社があり
アラスカハイウェイ沿いにあるため旅行者も多いい
街には、大型スーパー、ファーストフード、自転車店、アウトドアショップ、何でもある。

そんなんか俺の目にとまったいくつかを紹介w


こちらお気に入りのパン屋兼カフェ、
「Alpine Bakery」
http://www.alpinebakery.ca/

ランチの日替わりスープSetがお得、パン食べ放題。

看板娘♪




そして、街はずれに最近オープンしたリサイクルアウトドアギアショップ
面白いのはこのお店は教会敷地の一画にある、
この教会はラジオスタジオ、キャンプ場、アウトドアショップを併設しているハイブリッド教会、
何か変だ

まだ未完成な感じ漂う店頭、多分、先に立ち寄った濱男に続き2人目の日本人客だろう。

オーナーは陽気なおっちゃん。

ここで、シークレットポーチと毛釣りのバリをGet!


ホワイトホースの街には、自転車屋が二つあった、

こちらは個人経営風の小さい自転車店

ホイールを使ったフェンスに感動、


そして大型自転車店、珈琲豆を焙煎しているカフェ併設、

非常にオサレである、

この店で俺はシマノチェーンを、濱男はシュワルベのマラソンプラスを買った。


街ではネイティヴの人にもよくからまれたw
彼らは酒がとにかく好き、でも強くないからいつもベロベロに酔っ払っている、
昼間っから食堂で酔っ払って寝るネイティヴ




連日こっそりキャンプをしていたダウンタウンから自転車で5分程のユーコン川の中州にある秘密基地、
ここでの2人の共同生活は数日間続いた、

Taka家

Hamao家

秘密基地のある中州から食料調達可

ユーコン川は「グレイリンク」という「ウグイ」に似た魚がよく釣れる、
というかそれ以外釣れなかった、味はとても「鮎」に似ていると思う、
ちなみに俺は味音痴だ、何を食っても旨い。


なんだかんだで1週間程いた、ホワイトホース、小さいけどいい街だ。



さて、3週間一緒だったチャリダー濱男はアラスカハイウェイをこのまま走破するべく南下、
俺はフェリーに乗るためスキャグウェイという港の街へ、けしておさぼりではない。
ここからは別々の道を行くのである。

・世界一周中の「濱男」・

彼のブログ http://blog.livedoor.jp/tyatsubou/
自転車はサーリー、タイヤはシュワルベ、バッグはオルトリーブ、キャリアはチューブス
ふ〜んw
だが、普通ならバイクに乗せるリヤボックスを積んでいる変な奴w 驚いた。
彼とようやく離れ1人旅に戻る、せいせいするのであるw
濱男、色々とありがとう!

また会おう地球のどこかで。

・糸冬・