【ブルガリア2日目】温泉に入りたいが見つからない
Bulgaria day 2
Tran 〜 Bankya
↑不思議なオブジェ
・移動距離
55km
・天候(気温)
晴れ(-1℃〜10℃)
・ロードコンディション
舗装路
アップダウン多数
未舗装に迷い込み泥だらけ
・宿泊地(標高)
ソファ10km手前の河原(590m)
・主な出来事
〜久々にロードバイク集団を発見〜
↑昼食に立ち寄った街でロードバイクが沢山とめてある店を見かけました、
↑ロードバイクの集団ツーリングを見るのはかれこれオーストリアぶりでしょうか、
皆気さくで「自転車でスペインから来た
」と言うと話は盛り上がり昼からビール
で乾杯!となりました、皆で飲むお酒はとても美味しいですね!
↑地元の名物と言われたスープ、豚骨ラーメンの様な味がした。
↑フレンチフライにビール!これで5レフ(約300円)
お、ブルガリア物価安いのか!?↑年間数万キロをサイクリングするという彼らは言った
「俺たちの脳内はこうだ」
〜泥道に迷い込み3キロに2時間〜
旅も近代化?が進み、最近では紙の地図なんか使わずにGoogleマップやmaps.meなどの携帯アプリで道を確認したり行き先を決めたりする旅人がほとんどになりました、
しかし、携帯アプリのルート案内を過信していると時々痛い目にあうのです、
↑ひどい泥道に入ってしまい立ち往生
だが、それもまた良し!
〜温泉があると聞いてきたが?〜
泥道と丘を抜けて温泉に入れると噂の街Bankya(バンキヤ) に夜な夜な着きましたが、ホテルに着いている微妙な水温(温泉と呼ぶにはぬるい)のプールのことでした、しかも夏しかやっていない!
今は冬でプールは解放されていなかったのです、ショック!
仕方ないので、首都ソフィア手間の河原でキャンプです。
↑イスラム圏の近くに来るとパウダーみたいな挽きのターキッシュ珈琲しか売って無いことが多い中で、ブルガリアはターキッシュ珈琲とエスプレッソ珈琲どちらも容易に手に入りそうだ
↑商店で今まで見ることのなかったタイプの缶詰を発見!
お惣菜系缶詰とでも呼びましょうか、一個2.5レフ(150円)
↑缶詰は最初は固いペーストだったが、鍋で温めたらスープみたいになったのでパンと食べた、味が濃くて美味しい!
↑途中休んだバス停、最近亡くなった人の顔写真が張りだされていてビックリ、ブルガリアでは電信柱やバス停や壁などでその後良く見かけました、文化の違いは興味深いものですね。
・糸冬・
【ブルガリア1日目】セルビアから陸路で国境越え
Bulgaria day1
Vlasina Lake (Serbia) 〜 Tran (Bulgaria)
・移動距離
46km
・天候(気温)
晴れ/曇り(-5℃〜8℃)
・コンディション
舗装良し
アップダウン多数
・宿泊地(標高)
小川にかかる橋の下(750m)
・主な出来事
〜峠を越えてブルガリアへ〜
↑誰も通らないのをいいことに道路で遊ぶシカ男
凍結無し、雪無し!セルビアを最短で抜けるために峠越えでブルガリアへショートカットしたために雪や凍結が心配だったが、路面の状態は良く問題なく進めた。
↑一応凍結を恐れて早朝は慎重に
↑峠道の途中に救いの湧き水だ!
〜何事も無くブルガリアに入国!〜
↑読めない文字に喜ぶシカ男
セルビア側もブルガリア側も陽気なイミグレーションスタッフで片言の英語で何処に向かっているのかだけ聞かれた
シカ男「船でジョージアに行くよ」
イミグレ「カラテはできるか!?」
イミグレスタッフに日本の事を色々と聞かれただけで何のチェックも無く無事にブルガリアへ入国!!
↑マイナーなルートなのだろうか?他に2台車がいただけの小さな国境だった
〜優しき少年達との出会い〜
国境を越えて少し進んだ先の空き地で珈琲を淹れていたら、自転車に乗った子供三人が割と流暢な英語で話しかけて来た、
↑少年「どこから来たの?近くで知り合いが店をやっているからおいでよ、美味しいスープがあるんだ」
てっきりかわいい客引かと思っていたら、料金はいらないと言われてビックリ!
↑とても賢い子らで、今までの旅の話や日本の話をしたら興味深に聞いてくれた、ブルガリアの事も教えてくれた、
僅か12歳の彼らは最後に「良い旅を!」と言ってくれた、
とても良い子たちだ、たまたま会ったアジア人の旅人と話したこの時間が将来彼らに生きてくれたら嬉しい
胸が熱くなる、ありがとう!
そんな素敵な少年達と別れて、首都ソフィアを目指して少しずつ進んで行く
↑田舎道にあった素敵な建物、多分宿かな?
↑途中に通った小さな町の丘の上にあったブルガリア正教会の小さな祠
↑その祠からの眺めは素敵だった、水筒の珈琲とパンで一休み
↑対面がとても近いベンチ
山間部は朝晩の冷え込みが辛かった、首都ソフィアで気温が上がるといいが。
・糸冬・
【コソボ6日目】先日降った雪も溶けコソボ出国へ
Kosovo day 6
Pristina 〜 Kaçanik
・移動距離
65km
・天候
曇り
・コンディション
舗装良し
緩い下り基調
・宿泊地
廃道の入り口
↑土砂崩れで使われなくなった廃道に少しの安全地帯を発見
・主な出来事
大満喫したコソボの首都プリスティナを後にして北マケドニアに向けて出発!
距離は100km無いくらいなので2日もあれば北マケドニアに着くでしょう。
・マケドニアに向けて
↑三日間お世話になった「カルロス邸」を後に、ありがとう!!
↑街を抜け、工場地帯を抜けて南へ、IKEAそっくりなITKEという家具屋がありましたが気にせず進みます。
道は広めでこぎやすいけど少々コソボ民は運転が雑でヒヤヒヤ
・中古(ジャンク)自転車店を発見!
↑街外れに突如と現れた中古自転車店の看板
↑ビンテージパーツやジャンクパーツなどが段ボールに入って投げ売り
↑多分ドイツやフランスなどの自転車先進国から安く仕入れているスポーツ自転車がズラリ!
↑何とコソボでドイツ製フロントキャリアを10€でGet、相方ムーミンのフロントキャリアが転倒で折れているので交換だ。
↑以前使っていたいた台湾のメーカー「ジャイアント」のキャリアよりしっくり着いた、これで安心して荷物を積めます。
・さらば物価の安いコソボ
コソボは物価が安かった!
↑ケバブサンドと何やら人気のエナジードリンクで1.5€約170円
↑アメリカ大好きコソボならではの看板「Thank you USA」
↑最初は冗談かと思いまさしたが戦車の制限速度の看板がコソボにはよくありました。
さて、北マケドニアへ入国です!
・糸冬・
【コソボ4.5日目】プリスティナ観光とクマ牧場(Bear Sanctuary)
Kosovo day 4.5
Pristina
・移動距離
クマ牧場までサイクリング往復40km
・天候
晴れ/雨
・コンディション
気温が低く早朝の路面凍結が怖い
舗装は全体的良い
・宿泊地
カルロス邸(知り合ったアメリカ人)
〜主な出来事〜
天気はあまり良くなかったですが、プリスティナは案外見所が多く充実した2日間となりました。
・ベア サンクチュアリィ
たまたま知ったプリスティナから20km東にある熊の保護施設「ベア サンクチュアリィ」がとても興味深い所でした、少々行きにくいですがコソボで保護された熊達が暮らしている楽園?を是非!
↑プリスティナから自転車で一時間半サイクリング、タクシーで来ている方もいました
↑受付の建物に素敵なレストランもあり、僅か5€でとても美味しいランチのコースが食べられます
↑何と言ったら良いのかわかりませんが、保護された熊がいる動物園と言った所でしょうか?
ハイイロ熊の大きさと迫力に息を呑みました
将来的には野生に返すのかは不明です
↑熊のグッズ販売もしていました
↑入り口でパンクの修理をしていたら牛が水を飲みに来ました、あまりに人を気にしない牛にびっくりです。
「Bear Sanctuary」
Bear Sanctuary Prishtina Novo Selo
+377 45 826 072 https://goo.gl/maps/TZumw6oT1YgS4NsT8
・プリスティナをぶらり観光
↑何故か市内にある前大統領の銅像、色々な事情はさておきコソボ独立の際に力を貸してくれたアメリカには深い感謝があるのでしょう
↑ヒラリーさんのファッションブランド店もありました
マザーテレサ教会たるものがあったので立ち寄ってみました
↑広々としたとても綺麗な教会です
↑コソボのアルバニア人はイーグルに特別な思い入れがあるのでしょう、この教会の椅子もそうですが色々なものにイーグルが描かれています
↑青が美しいマザーテレサのステンドグラス、この教会には様々な絵のステンドグラスがあり、どれも美しくうっとりしてしまいます。
・オールドマーケット
↑マーケットでコーヒー豆が量り売りしていました、ひきたてコーヒーは嬉しいですね!
↑オールドマーケットには野菜や果物、日用品の他にガラクタや拾ってきた様な靴や古着も売られていました
↑ここに来れば大抵の物は安くで揃います
↑マーケットすくそばにあった安宿「イスタンブール」宿泊はしていませんがbooking.comで最安値でした
↑マーケットにある歴史がありそうなカフェで休憩
↑しっとりした甘いパンケーキの様なものとターキッシュコーヒーで1€(約120円)
・クリスマスナイトマーケット
12月に入ると色々な街でクリスマスマーケットが始まります
↑早いものでもう2020年になるのですね
↑プリスティナのイルミネーションは盛大でびっくりしました
↑巨大なクリスマスツリーを眺めながら、ホットチョコレートを飲むのがコソボ流なようです。
・糸冬・
【コソボ3日目】首都プリスティナに到着
Kosovo day 3
Shtime 〜 Pristina
・移動距離
55km
・天候
晴れ -3℃ 〜5℃
・コンディション
早朝路面凍結ヶ所有り
舗装良い
街に入ると車の運転が雑!!
・宿泊地
アメリカ大使館で働くカルロス邸
〜今日の出来事〜
泊めてもらっていたガソリンスタンドを早朝に出発!
↑幸い路面の凍結は峠の上だけでゆっくりと下りました
・プリスティナをぶらり
↑プリスティナは想像以上に大きな街でビックリ
↑ひとまず繁華街にカフェを見つけ冷えた体を温めます、
おじさん達が店内でくつろいでいたので入ったらとってもファンシーなお店でびっくり!
↑お、可愛いな
↑カフェラテとケーキで2€(約240)安い
コソボの首都プリスティナはあまり観光的な期待をしないで来ましたが、とても面白かったので次回はプリスティナ観光編を書きたいと思います!
・カルロスとレストランへ
自転車がらみでコソボに住むアメリカ人「カルロス」と知り合い、ありがたいことに家に泊めてもらうことになりました!
そして晩御飯にレストランへ、物価の安いコソボとは言え旅中は中々レストランに縁がないので少々緊張。
↑光輝く看板、コソボの食材をこだわって使う店をカルロスに紹介してもらいました
↑自転車旅には無縁な雰囲気の店内の雰囲気にガクガクブルブル
↑前菜?にコソボ産のマッシュルームとシシトウのクリームチーズ添え、旨い!
↑頼んだのはコソボ牛のステーキ!こだわりの炭火焼だそうです。
↑久々のステーキに正直よだれが大変な事になっていました、旨い、馬杉です!
↑とにかくステーキが旨い!そして安い!
このレストランはおススメです
店員は完璧な英語を話します
Gagi Restaurant
1 Fehmi Agani, Priština 10000 +383 44 160 665 https://goo.gl/maps/abmRncZt63Tskd789
会計はカルロスがほとんど出してくれましたが4人でステーキを食べ、ワインを一本開け役80€程でした、中々リーズナブルな価格設定だと思います。
↑お腹も満たされて、まるでホテルの一室の様な部屋で久々にゆっくりと休めました、
日々氷点下の中でキャンプをしてきたので暖房の暖かさが沁みました。
・糸冬・
【コソボ2日目】コソボの冬は寒い!
Kosovo day 2
Djakovica 〜 Shtime
・移動距離
46km 登り多い
・天候
晴れ -3℃ 〜5℃
・コンディション
早朝路面凍結ヶ所有り
舗装は良くてこぎやすい
・宿泊地
峠のガソリンスタンドの事務室
〜今日の出来事〜
さて、コソボの観光地はほとんど下調べしていないので、ひとまず首都の「プリスティナ」を目指します!
・移動な1日
↑キャンプしていた橋の下、隣に残る古い橋がいい味出してます
↑何かの大群が橋の上に現れましたメェ〜
↑ヤギの群れがき古い橋を渡って行ったんですね
日が道に当たり道の凍結がゆるみ始めた8時頃、キャンプしていた橋を後にしてこぎだします
今いるあたりは少し標高が高く凍結によるスリップに気を付けなければなりません。
少し進んだ先で手足がかじかみストップ
↑寒くて堪らないのでコーヒーを淹れて体を温めました。
↑コソボもワイン造りに力を入れているようで、ワイン街道的な道がありました、こりゃワインを買わねば!
・ガソリンスタンドに一泊
峠道の途中で日が落ち始め路面が凍りはじめる、コリャまずい!と急いでいるとガソリンスタンドからおじさんが手招き
「寒いから今日は寝て行け、そしてビールを俺と飲むんだ!」
「何?日本からだと!息子たちを呼んで飲むぞー!」
そんなかんなで息子3人も参加してガソリンスタンドの事務室でパーティとなったそうな
↑アルバニアのポーズはこれだ!と教えてくれましたがここは「コソボ」です、コソボに住む9割以上の人がアルバニア人なのでアイデンティティはアルバニアなんですね、日本人には理解が難しい事情に感じました。
↑そして彼らお気に入りのビールはまた別の隣国「北マケドニア」
散々ビールをご馳走になり
ありがたく薪ストーブが温かい事務室のソファーベッドで寝かせていただきました、感謝です。
明日には首都「プリスティナ」に着けるでしょう。
・糸冬・
【コソボ1日目】アルバニアから雪の陸路でコソボへ国境越え!
中々ブログを更新出来ずにすいません、先日無事にコソボに入国しました!
ヨーロッパもあと僅かです、冬が近づきどの国を通過してアジアに向かうか悩む所ですが、ゆっくりですが着実に日本が近づきつつあります。
(日本までの直線距離9279km)
Kosovo day 1
国境 〜 Djakovica
↓ちなみにコソボはここにあります
※コソボについて
2008年に独立をしたコソボ共和国はヨーロッパで最も新しい国らしいです、独立時にアメリカの支援があったらしくコソボ人はアメリカ好きと聞きます、きっとそれが未だにEUに入っていない理由でしょう、通貨はユーロなのに未EUというちょっと不思議な国に突入です。
・移動距離
30km(国境から)
・天候(気温)
雪/霙(−3℃ 〜 5℃)
・ロードコンディション
走りやすい舗装路
路肩狭し
・宿泊場所(標高)
雰囲気のあるアーチ橋の近く(510m)
〜今日の出来事〜
・朝から雪でカフェに避難
日本もだんだん冬本番に近づいているでしょうか?
こちらヨーロッパのバルカン諸国はもう冬です!
↑予報になかった予想外の雪が降ってテントを出てびっくり
あまりの寒さに自転車を押しながら悶えていると国境の峠道をの手前にお洒落なカフェを発見
↑まさに天国えの階段ですね
↑ヒーターガンガンで暖かい店内ローカルのお客が数名、
こんな洒落たカフェでもコーヒー一杯0.5€(約60円)と素敵な価格
↑身体も温まり国境へ!
・雪のコソボ入国!
今回通ったアルバニアからコソボへの国境はちょっとした峠の上にありました、雪が舞い散るなかをスリップを恐れて押して歩きようやく国境に到着!
↑除雪車が出動!?
さすがに見兼ねた国境スタッフが事務所のヒーターに当たらせてくれました
※アルバニアの出入国は完全にコンピュータ管理されていて陸路ではスタンプがありませんでした、ちょっと寂しい。
問題なくコソボに入国、
10キロ程下ると雪は無くなり小雨になりました、だが寒い!!
↑雪のコソボ国境を無事に通過
・コソボのスーパーに感激!
国境から峠道を下り、20km程度で最初の街に着いた、綺麗な街と店の多さ!あまりのアルバニアとの違いに驚いた。
特に驚いたのはスーパーマーケットの品揃えが異常に良いこと
↑ドン・キホーテでもこんなには揃わない!
↑卵の陳列がワイルド!
↑スーパーには家電コーナーもあり日本では見る事のないトルコ式電気コーヒーメーカーたるものが売っていた
↑シカ男お気に入りはののセイロンティーだコソボのメーカーらしい
↑このつぶらな瞳を見てほしい、もう買わずにはいられなくなりますね。
・糸冬・